千代田日誌

千代田区在住、考えごとを書き置きする場所。

2023.4.14Fri 今日の朝刊

  1. アマゾン、生成AI算入

  • アマゾンが数ヶ月以内に「文章を自動でつくる」AIを一般提供するらしい。
  • 電子メールやチャットサービスの文面を自動で作ることができる。チャットは自動返信できる企業も増えているけど(楽天とか)、この間、NIKEの自動チャットを利用したら、人間が返していて非常に遅かった。需要はまだまだあるだろう。電子メールの自動機能も、OutlookやLINEは軽い返信なら既にあるけど、業務用のメールの自動返信ドラフトなんかが返信ボタン押した瞬間に生成されていたら、すごくいいよね。このレベルに行き着く企業はどこかな?
  • マイクロソフトGoogle、アマゾンと、競ってAI開発が進んでいる。
  • チャットGPTリリースから1ヶ月くらいで、いやぁ、世の中はAIに湧いている。iPhoneが出た時のような盛り上がり方だ。2023年4月がAI元年になるのだろうという予感がする。弁護士、税理士、会計士、内科、教師、ほとんど全ての職業でAIの方が優秀となる日はすぐそこに。
  • ま、だからと言って、優秀な奴が仕事を奪うかというとそうでもなく、世の中は非効率が好きなので、だからいまだに非効率の極みである国会議事堂で国会議員が一堂に会して予算決めなんてやっているのである。守るべきは「生産性や効率」なんてケチなものより「既得権益」なのであり、いくらAI様といえど、人間の底知れぬ愚かさには叶うまい。
  • 日本の経営は社会主義的なところがあるのでしばらく愚かなままでいてくれようが、何分にも米国企業はAIを導入し、ほとんど全ての職業がAIに変わるだろう。益々生産性が向上し業績が上がり、国際的な価格競争にも強い企業が群を抜くだろう。続々と失業率も増えていくだろう。南無三。
  • クリエイティブ職が聖域だと言われるが、絵画や音楽は既にAIが著しく強い。ただし漫画や小説は生き残るだろう。論文も、開発も。要はデータの丸呑み、吐き出しが全てのAIにできないことは「0から生み出す」ことであり、絵画や音楽にしても真似事でなく本来のクリエイティブ層に影響はないものと思われる。
  • 私は税理士、弁護士、会計士業界のため、「ああ、そんな職業もあったね」と言われること必至である。「受付嬢」の方がまだ生き残りそうである。