千代田日誌

千代田区在住、考えごとを書き置きする場所。

仕事とは人生の暇つぶしである

こんにちは、松です。

今日は「ある程度蓄えがある人にとっての仕事の意義」というトピックについて、考えてみたいと思います。

 

貴方は、仕事をしていますか?

おそらく多くの方がYesと答えるでしょう。

仕事とは、何でしょうか?

お金をもらえる行動のみが仕事でしょうか?

私は「社会の役に立つこと」全般が仕事だと考えます。

なので子育ては仕事です。子供は社会の未来ですから。

ボランティアで社会の役に立つことも仕事です。

 

現在、私は無職です。

私のライフワークバランスは少々変わっていて、数年がむしゃらに働いて目標額を貯金して、退職してしばらく無職ライフをエンジョイし、飽きたらまた働く、それを繰り返します。

が、今回は数ヶ月で飽きてるんですよね、無職生活に、、

お金の不安なく暮らせるなら普通働かないでしょ、と思っていたのですが、否、暇!

一つには新型コロナで気軽に海外に行けないため国内でやる事がない、とも言えますが、

仕事って人生の暇つぶしの役割が大きいんだな、とここ最近気づいたわけです。

 

だってみなさん、何のために働いていますか?

多くの方は「生活のため」と答えるでしょう。

でも、そう答える人のうち少なくない割合で、数年働かないでもやっていける蓄えがある人はいるはずです。

もし実家など家賃がかからない拠点がある場合、その蓄えすら不要です。

けど働く。休まず働く。辞めずに働く。

それって、どうして?

今回無職になってその行動理由が掴めた気がします。そう、人間にとって暇は苦痛。

 

仕事をしていると、時に眠い目を擦って、時に怒られ、時に心を病み、体を壊し、ストレス社会に曝されますが、暇とは向き合わずに済みます。

睡眠時間さえも満足にとれないほど、常に忙しい生活を送れます。

それは自分の内面に向き合わなくて良い生活とも言えるでしょう。

時間を持て余す程の暇は、自分の時間の価値を問いただしてきます。

それは自分が人生を放棄していることに気づく体験であり、思いのほか辛い。

仕事を通してその時間をお金に変えることで、持て余している自分の時間を「忙しい」に換えられる。ついでにお金ももらえる。

ああ、だから私は仕事をしていたのか、と気づきました。

 

好きで仕事をしている人、自己実現のために仕事をしている人は立派ですが、根本は同じで、

結局仕事がないと人間は暇なのだと思います。

ただ、どうせ同じ暇つぶしなら辛いより楽しい方がいいことは間違いない。

 

ところで私は今まで仕事を辛いものと考えたことはなく、基本的に学びの多い楽しい時間として過ごしてきました。

ただ私にとって楽しい感覚の持続期間が長くて3年程度なので、基本的に同じ仕事をずっとやるのは無理です。

暇つぶしのために仕事があると考えると、仕事に真面目すぎる必要はないと思えます。

 

一方でもっと有意義な時間の使い方ができる人、そう、趣味がある人は強いですね。

仕事以外に使いたい時間がある、これほど恵まれた人生を生きている人はそうそういないですよ。羨ましいです。

 

私もこの無職期間に何か趣味に出会えますよーに!